逗子でのあすなろう物語・・・これからセカンドライフを目指して

これからセミリタイアを目指し、生き方を模索する日常をぼやく、つまらないブログです

今は何も考えたくない、だから土筆と桜と青空

この間、実家に帰る時に駅から散歩がてらふらふらと桜を見て回った。

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久しぶりに土筆をみた。子供の頃は、春休みと高校野球と土筆は当たり前だったような気がするのだが、最近すっかり見かけていないせいか、土筆が珍しいもののように思えた。土筆の写真を撮ろうとして、気が付いたのだが、土筆を見ようとするとしゃがまなくてはいけない。地面に顔を近づけなくてはいけない。ここ年十年もそんなことをしていない。無邪気に春を覚えたのはいつ以来だろうか。

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肌寒かったのだが、桜祭りが中央公園で行われていた。

人が多い場所は好きではないのだが、ベンチに座って弁当を広げたかったので、公園の中に入った。桜は見事に咲いていた。人が多い割には静かでよかった。桜を見ながらマリネと鳥そぼろ弁当を食べる。

春の日差しに冷たい風。

それでもいい気分だ。

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城の中も立派な桜が美しく咲いていた。桜は年数が経てば経つほど味わいが深くなる。

鉛の河原が日差しで白く輝く。

子供の頃から知っていた場所なのに、今更町の美しさを思い知る。

この町も捨てたくないとふと思ったのだが、将来、両親がいなくなった時点で縁が切れてしまうのだろう。

あと何年先のことだろうか。

その前に、私が先に死んでいる可能性もある。

だから、これから先の人生、時間を大事にしたい。

自分の思い通りに生きたい。

4月の人事考課面接で退社の意思を伝えるつもりだ。

まだうまい退社理由が思いつかないのが苦しいのだが、とにかくちゃんと自分の意思を貫きたいと思う。